1953年、三瓶十郎主宰による我が国最初の室内オーケストラをヴァイオリンの堀伝を中心に創立、当時まだ 普及していなかったバロック音楽や古典学派の音楽を中心に室内オーケストラとして定期演奏会を始め、地方都市における演奏会やラジオ等に出演、大変注目さ れた。もっぱら国内でバロック音楽や古典学派の音楽の普及・啓蒙に努めてきた。最初のコンサート・マスター堀伝の後、N響退団後の外山滋をソリスト兼コンサート・マスターに迎え、1963年1月初めて東京文化会館小ホール にて第19回定期演奏会以来、年4回の定期演奏会をはじめ、ファミリーコンサート、日本モーツァルト協会例会、青少年のためのフェスティバル、都民コン サート、日本バロック協会例会、山野サロン・コンサート、地方公演、ラジオやTV,レコーディング等に一層の活躍を見せ、バロック音楽や古典学派の音楽に は本邦初演も数多く幅広いレパートリーを持って芸術文化の発展・普及に努めてきた。
その後、コンサート・マスターは角道徹となり、1983年8月主催者三瓶十郎死去後指揮者を置かず、角道徹を中心に活動を行い、今回で150回以上の定期 演奏会を行っている。
その間、共演者として黒沼ユリ子、鈴木秀太郎 、P.ジュランナ、P.L.グラーフ、浦川宣也、A.ヴェンツィンガー、H.ミューラー、E.H.シュナイダー、宮本明恭、金昌国 、池本純子、山田貢 、野口龍 等を迎えている。2013年 創立60周年記念の定期演奏会を開催した。